ぶどう畑と斜面の関係‼︎斜面の畑のぶどうから造られるワインは高級ワイン⁉︎

      2017/11/02

今も昔も変わらず偉大なぶどう畑は斜面に拓かれている事が多く、斜面の畑には様々なメリットがあり、ワインの生産において良質なぶどうを生産する上でぶどう栽培と斜面の畑は関連があります。

ですがメリットがあればデメリットもあります。2つのメリットとデメリットを考えます。

斜面の畑のメリットとデメリット!ワインの価格にも影響⁉︎

まず、太陽に向いた斜面の畑は平地の畑と比べて、太陽から受け取る熱量が多くなります

具体的に太陽光線の入射角に対して、光を受ける平面が直角に近づくほど受け取る熱量が大きくなり、南向きの30度の斜面では15%ほど熱量がアップします。






フランス中部から北部、ドイツといった寒冷地ではこの点が重要視され、南、南東、南西を向いた畑、つまり太陽に向いている畑にぶどうを植え、少しでも熟度の高いぶどうを作ろうとしています。

斜面のメリットはほかにもあり、水はけの面でも良いぶどうを作るにはもってこいです。

降った雨が地表面を流れ落ちていくため、平地の畑よりも条件がよくなります。

また、斜面の畑は平地に比べ表土が薄くなり、土壌の栄養分が少なくなります。これはぶどうの品質にプラスに働くことが多いと言えます。

また、冷たい空気が斜面を下って降りていくため霧の被害が少ないのも斜面にある畑の利点と言えます。

反対に斜面の畑で一番困ることは畑仕事が重労働ということです。

斜面の畑は平地の畑と比べて何倍もの労力を必要とします。

斜面が急でトラクターなどの機械が使用できないなど人の手だけでぶどう栽培を行っている畑もあります。

このように機械に頼ることができないため、人件費がかかりワインの価格に転嫁されるということもあります。

まとめ

メリット

  • 斜面のメリットはほかにもあり、水はけの面でも良いぶどうを作るにはもってこい
  • 太陽に向いた斜面の畑は平地の畑と比べて、太陽から受け取る熱量が多くなる
  • 南向きの30度の斜面では15%ほど熱量がアップ
  • 冷たい空気が斜面を下って降りていくため霧の被害が少ないのも斜面にある畑の利点デメリット

デメリット

  • 畑仕事が重労働
  • 機械に頼ることができないため、人件費がかかりワインの価格に転嫁されるということもある

ヨーロッパでは南向きの斜面の畑はよい畑とされています。テロワールという言葉はよく畑を指すと思われている方も多くいますが、ぶどうを取り巻くすべての環境と言えます。
こちらの凝縮感のあるワインは生産者の努力によってうまれているの記事も良質なぶどうを作るために大切なことです。
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