知っておくと便利なチーズとワインの相性

      2017/11/02

チーズはワインととても相性のよい食べ物として知られています。

チーズは貴重な栄養源の動物の乳を保存食として作ったものと考えられます。

ワインも同様に飲料水の代用としてぶどう果汁の保存性を高めたものがワインとなっています。

チーズには、ナチュラルチーズとプロセスチーズがあり、プロセスチーズは保存性強化のためにナチュラルチーズを熱で溶かして殺菌し、容器に詰めて再凝固させたものです。

様々なナチュラルチーズ

チーズの製法を大きく分けると、牛や山羊、羊などの動物の乳を乳酸菌や各種酵素によって凝固させ、水分除去・加塩・熟成によって仕上げます。

チーズは原料や熟成方法の違いにより7つのタイプがあり、ワインとの相性もそれぞれ異なります。

ワインとチーズの組み合わせ(相性)は料理の場合と共通しており同じ地方で生産されたワインとチーズを合わせることが一般的に言われています。

また、ワインには風味の強すぎるものはあわせにくくなります。




フレッシュチーズ

熟成させないフレッシュな味わいのチーズです。ブルサンやマスカルポーネ、モッツァレラやリコッタチーズなどが有名です。

果実味のあるスパークリングワインや軽くフレッシュな白ワイン、フルーティな白ワインとの相性が良いです。

白カビチーズ

表面が白カビで覆われたチーズで、カマンベールやブリー、クロミエなどが定番のチーズです。

まろやかな樽のきいた白ワインや軽めの赤ワイン、ロゼワインなどにも合わせることができます。

青カビチーズ

一般的にはブルーチーズと呼ばれており、青カビにより熟成させたチーズで青カビをチーズ内部に均一に混ぜ込むため、断面がまだら模様のようになります。

塩味が強く濃厚な風味が特徴です。

フランスのロックフォール、イギリスのスティルトン、イタリアのゴルゴンゾーラが世界三大ブルーチーズです。

ハチミツなど甘いものをかけて食べるととても美味しく、ワインもアイスワインやソーテルヌなどの甘口によく合います。

また、味わいの濃い赤ワインにも合います。

ウォッシュチーズ

ウォッシュチーズは塩水やワイン、マールなどを定期的に吹き付けて熟成させたチーズで、その名の通り、その土地のワインや蒸留酒で洗い熟成させることからその名前がついています。

匂いは強く腐敗臭も強いですが中心部分はマイルドでクリーミーです。

ポン・レヴェック、タレッジオ、マンステールなどが定番のウォッシュチーズです。

濃くスパイシーな赤ワインがよく合います。また、リースリングなどの辛口の白ワインにも合います。

シェーブルチーズ

シェーブルチーズは山羊の乳を原料としたチーズで割と酸味があります。

白カビで熟成させるものが多くあり、サントモール、クロタン・ド・シャヴィニョルなどが有名です。

ロワール地方のワインが合いやすいとされ、軽めの白ワインや程よく酸味のある赤ワインにも合います。

セミハードチーズ

製造工程の中で圧搾を行い、水分を抜いた固いチーズです。

クセがなく、食べやすいチーズです。

脂肪分が多いものや少ないもの、ガスホールのあるものや無いものなど様々なタイプがあります。

オランダのゴーダチーズが特に有名で、まろやかな風味で様々なタイプのワインに合わせることができます。

ハードチーズ

セミハードチーズよりも強い圧縮や加熱を行い、さらに水分を抜いたチーズです。

熟成期間もセミハードチーズより長く、フランスのコンテやミモレット、イタリアのパルミジャーノ・レジャーノ、グラナ・パダーノが有名です。

ワインとの相性は、セミハードチーズと同様に様々なタイプのワインに合わせることができます。

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