これだけは押さえておきたい赤ワイン用葡萄品種とその特徴

      2017/04/06

カベルネソーヴィニヨン
世界で最も人気のある品種でワインを飲まない方もカベルネソーヴィニヨンという品種は知っているという方も多いのではないでしょうか。栽培面積は世界で約15万ヘクタールあると言われています。果皮が非常に厚く、濃いフルボディの赤ワインに仕上がります。アメリカ・カリフォルニアのオーパスワンや5大シャトーのラフィットやラトゥール、マルゴーなどもカベルネソーヴィニヨンの比率が高いワインです。カベルネソーヴィニヨン主体の若いワインは非常に力強く凝縮感があり黒い果実の香り、カシスやプラムのような香りやバニラのような甘い香りもあります。熟していないカベルネソーヴィニヨンから造られる赤ワインはメトキシピラジンという物質からくるピーマンのような青臭さがの出るワインがあります。カベルネソーヴィニヨンから造られるおすすめの赤ワインもご紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。

おすすめカベルネソーヴィニヨン3選とおすすめおつまみ3選‼︎カベルネソーヴィニヨンの特徴
メルロ
フランス南西部ボルドー地方原産の赤ワイン用葡萄品種でカベルネソーヴィニヨンに続き重要品種です。メルロもフランスやイタリア、カリフォルニアやチリなど世界中で栽培されており、メルロの名前の由来は鳥の鶫(つぐみ)Merleからきており、メルロから造られるワインの色が鶫の目の色に似ているからという説と、鶫が最初についばむ葡萄だからという説があります。メルロはカベルネソーヴィニヨンより熟すのが早く香りは黒い果実、ブラックベリーやブラックカラント、ジビエなどの動物臭、熟したメルロから造られる赤ワインはトリュフや出汁のような旨味も感じます。カベルネソーヴィニヨンに比べ、渋みや酸味が少なく丸みのあるワインに仕上がります。

カベルネフラン
カベルネフランはカベルネソーヴィニヨンの親にあたります。ブレンド用品種として用いられる場合が多く、カベルネフラン主体のワインは比較的少ないが、フランス北部のロワール地方では主役となる品種です。カベルネフランはカベルネソーヴィニヨンに比べると力強さには欠けるがエレガントな香りでカベルネソーヴィニヨンとのブレンドで複雑さをワインにもたらせてくれます。未熟なカベルネフランからは青臭さがより強くなり、その香りがワインにそのまま反映されます。

ピノノワール
フランス中部のブルゴーニュ地方が特に有名ですが、ドイツやイタリア、ニュージーランド、チリやアルゼンチンなど世界中で栽培されている品種です。ロマネコンティやリシュブール、エシュゾーなどの高級ワインは、このピノノワールから造られており、高貴な品種として知られています。色は明るく渋みは穏やかで比較的酸味のあるワインに仕上がります。ラズベリーやレッドカラントのような赤い果実の果実味と酸味のバランスが良いワインに仕上がります。栽培には冷涼な気候が良いとされており、粘土質の土壌に植えられていることが多いです。ドイツではシュペートブルグンダー、イタリアではピノネロと呼ばれています。

シラー(シラーズ)
シラーはコート・デュ・ローヌ地方ほか、フランス南部で広く栽培される葡萄です。オーストラリアや南アフリカなどの国でも栽培は盛んに行われています。非常にスパイシーな品種で知られており、渋みは柔らかくミディアムフルボディくらいのワインに仕上がります。酸味は控えめで、アルコールと果実味が強くなる傾向があります。カシスやブラックベリーなどの黒い果実とスパイシーな香りやスミレなどの花の香り、胡椒やコーヒーのようなニュアンスを感じるワインに仕上がります。オーストラリアではシラーズと呼ばれパワフルで力強いフルーツのアロマが特長的です。

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