ワイングラスを回すのはなぜなのか!?ワイングラスを回す方向も決まっている!?
2017/11/02
皆さん、こんにちは。
今回は、ワイングラスを回すのはなぜなのか!?ワイングラスを回す方向も決まっている!?です。
レストランなどの行くとワイングラスを回している人を見かけますよね。
あれは、何をしているのか。
皆さんご存知だとは思いますが、詳しく説明していきます。
ワイングラスを回すのはワインから香りがしないから!?
ワイングラスをくるくる回し、ワインを混ぜているのは、空気に触れさせているからです。
このワイングラスをくるくる回して空気接触させることを「スワリング」と言います。
覚えておくと便利です。
ワインを空気に触れさせることによって、香りのあまりしないワインから香りが出てきたなどと
聞くことがあると思います。
ワインは空気接触によって香りの変化や香りのヴォリュームが増えることがあります。
これを、「ワインが開く」と表現します。
反対にワインが閉じている状態とは、香りがあまりしなかったり、
香りがあまりしないのでアルコール感や酸味を強く感じてしまう、
渋みを強く感じてワインのバランスが悪い状態をいいます。
そういうワインの状態ではワインを飲むのはもったいないですね。
なので、ワイングラスを回して、ワインに空気を触れさせて酸化を促しているということです。
こちらのワインは空気に触れると味わいが変わるのか!?では、ワインを空気に触れさせると
味わいが変わりますよ、ワインボトルの中で空気に触れさせる方法も書いていますので合わせてご覧ください。
どれくらいワイングラスを回すとワインの香りに変化がおきるのか
どれくらいワイングラスを回すとワインの香りに変化がおきるのか。
これは、ワインによっても違いますが、約60回ワイングラスを回すと
香りに変化があるという人が多いです。
60回というのはちょっとワイングラスを回しても香りは変化しないということです。
ワインによっても香りが出てくるタイミングが違うので、そこもワインの面白いところですね。
皆さんも一度試してみてください。
また、クセのようにワイングラスをくるくる回している人がいます。
いい香りのするワインをくるくる回してしまうと、香りが飛んでいき味わいが落ちてしまうこともあります。
すでにいい香りのするワインはグラスを回さない方が賢明です。
ワイングラスは回す方向が決まっています
ワイングラスをくるくる回しスワリングする場合は、回す方向に注意してください。
右手でスワリングを行う場合は、反時計回りに。
左手でスワリングを行う場合は、時計回りに。
理由は単純です。
スワリングをして、万が一ワインがグラスから飛び出してしまった場合、
上記の方向で回していると隣の人にワインをかけてしまうことが少ないということです。
まとめ
- ワイングラスをくるくる回し、ワインを混ぜているのは、空気に触れさせているから
- ワイングラスをくるくる回して空気接触させることを「スワリング」と言います。
- スワリングしてワインを空気に触れさせることによって香りの変化がおきる場合があります。
- ワインによっても香りが出てくるタイミングが違います。
- すでにいい香りのするワインはグラスを回さない方が賢明です。
- 右手でスワリングを行う場合は、反時計回りに。
- 左手でスワリングを行う場合は、時計回りに。