ワイン用ぶどうの生育適地と生育条件

      2017/11/02

ぶどうはどのような場所でも育つものなのか

ぶどうはどこでも栽培できるものではありません。

ぶどうの栽培適地は一般的に年間の平均気温が10〜20℃の地域を生育適地とする多年生の落葉樹です。

また、ぶどうの生育条件は気温だけではなく、日照も必要で、毎年春に芽が出てから収穫するまでの間(生育期間)に最低でも1300時間から1500時間の日照量が必要とされています。

ぶどうは植物ですから、当然水もなければいけません。

とはいえ、ワイン用のぶどうは比較的乾燥した土地を好みます。

あまり、雨が多いと、カビ系の病気によって木がやられてしまいます。ヨーロッパの降雨量は年間500〜900mm程度です。

日本は年間1500mmとヨーロッパなどに比べれば降雨量は多いですが、ぶどうの収穫時期の9月頃は雨が少なく日本でも良質なぶどうが作られています。

ワイン用ぶどうの生育可能地域はこれらの条件を満たしている場所ということになります。






下記サイトにも詳しく記載されており、地図上に南半球と北半球にそれぞれ二本線(等温線)が引かれていますが、これをワインベルトと呼び、ワイン用ぶどうの生育地域として有名な産地が並びます。
http://seidu-animee.jp/wine-kiso-sekai-1/






年間降雨量が500mm以下の土地でも、人為的にぶどう樹に水を与えてやれば(灌漑という)、ぶどうの栽培は可能になります。

実際、アメリカやオーストラリア、南米などヨーロッパ以外のワイン産地の多くは、灌漑なしではぶどう栽培が成り立たないほど雨の少ない地域です。

まとめ

  • 年間の平均気温が10〜20℃の地域を生育適地
  • 1300時間から1500時間の日照量が必要
  • ぶどうの収穫時期の9月頃は雨が少ない
  • 比較的乾燥した土地

ワイン用ブドウの栽培適地は上記ような土地です。これらを踏まえたうえで、さらに高品質のぶどうを栽培するために必要なことを、こちらの良質なワイン用ぶどうを作るために必要なことの記事で書いています。合わせてご覧ください。

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