自分のワイナリーを作りたい ~想い~

      2017/04/07

自分のワイナリーを作ってワインを製造したいと数年前から頭の中で考えていました。

そこで、こちらのブログで目標設定をし、形にしていくまでを備忘録として残していきたいと考えました。

学生時代にワインと出会った私はワインの魅力にはまり、勉強し(飲んでばっかりですが)、今ではワインの仕事をしています。

具体的に今は、ワインの小売販売を行っており、店舗での販売やウェブでの販売、飲食店への配達+このブログワイン通信でワインの魅力を伝えています。

そもそも、なぜワインにはまったのか。私はお酒好きということもあり、ワインを少し勉強してみようとワインの輸入元にアルバイトに行き始めました。学生時代にアルバイトをしていたワインの輸入元でワインのことを何もわからないときに盗み飲みしたワインがあまりにも美味しく、ワインの奥深さを知りました。自分が今まで飲んでいたワインは何だったんだくらい衝撃を受けました。白ワインですが、ゲヴュルツトラミネールという品種からできたドイツワインです。辛口でした。

それから、ワインのスクールにも通い座学やテイスティングを中心に学び、学べば学ぶほどワインって難しいなと、その当時は感じていました。

何が難しいかというと、同じ品種同じ産地でも味わいが違ったり、品種の特徴なども勉強中でしたので、ブラインドテイスティングも当てずっぽうでした。

しかし、経験を積んでいくと次第に、ブラインドテイスティングでもこの品種かこの品種のどちらかだななど、消去法で絞っていくことができるようになり、産地もこれは寒い地域のワインだな、暖かい地域のワインだななど、この国のこの地域のこの村で造られたワインとまではいきませんが、このように次第にわかるようになっていきました。まだまだ勉強不足ですが。

また、同じ生産者の同じワインでもヴィンテージ(ぶどうの収穫年)が変われば、できるワインが変わるので、毎年味わいが変わります。味わいの変化がわからないくらい毎年安定している生産者もあれば、毎年毎年味わいが変化する生産者もあります。

これもワインの難しいと言われるところかもしれませんね。

収穫前に雨が降ってしまえば、ブドウ樹も水分を吸収してしまいます。その水分が収穫前の凝縮されたぶどうに供給され味わいが薄くなってしまいます。こちらの水はけの良い畑は高品質のワインを作り出すのか⁉︎水はけの良い畑とぶどう栽培でも書きました。毎年同じ熟度のぶどうを栽培することは難しく、それは天候によっても左右されるということです。なのでワインは収穫年が大切で、この年のぶどうの出来がよかった、この年は悪かったなどと言われます。ヴィンテージチャート(その年のワインの作柄、出来・不出来など)というものもあります。

同じヴィンテージは2つとありません。その年にほんとにいいワインができたとしても次の年は全く同じものはできないということです。これもワインの魅力の一つと言えますね。

私はもともと、モノづくりは好きで小さいころにはミニ四駆(懐かしく思われる方も多いのではないでしょうか)などのプラモデルや工作も好きでした。今はDIYにもはまっています。

自分で作ってみたいという好奇心が強く、ワインを造りたいという想いもそこからきているのではないでしょうか。

今、日本の農業は高齢化が進み後継者がおらず耕作放棄地が増えています。私の住む神戸も山があり農業が盛んですが、あと10年もすれば農業、そして食というものが変化していくのは必然です。変化することはいいことですが、いい方向に変化していかなければいけません。

今や、水耕栽培のように水に養分を溶かし、そこに根が張り、作物ができる。効率もよくきれいな作物ができるとは思いますが、それは本物ではないと考えています。やはり、土から芽をだし、寒さに耐え、暑さをのりきり、自然の風を受け、地中深くの養分を吸うために根を伸ばし強く成長した作物を食べるべきです。

6次産業化という言葉もよく耳にしますが、これは私は正解だと思っています。

食を提供する事業者が、どこでどのようにして作られた作物なのかを知っておくべきで、すべての食材を自分で作ることは難しいですが、作ってみて大変さを実感したり、農薬を使わない栽培の難しさを体感することは結してマイナスにはなりません。

私も畑を借りて作物を育て、自分で食べたことがあります。

ソラマメや枝豆、ズッキーニやトマト、ルッコラなど。

葉物野菜はすぐ、虫に食べられてしまい、ソラマメは市場に出回っているような大きなものを作ることができませんでした。

ズッキーニは収穫時期を逃すと1晩ですぐ大きくなって、味が落ちてしまいます。

自分で作った野菜はその日の朝に収穫して、夜食べます。とてもフレッシュで、味もしっかりしていて美味しかったですよ。

ワインも水を足して香料を付けているもの、オリーブオイルも着色しているものなど、消費しているだけではなかなかわからない部分もあります。

2008年イタリアの高級ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに偽装が発覚した事件をご存知の方も多いのではないでしょうか。ワインになってしまえばトップソムリエでも、このワインはこれこれだと言い切ることは難しく、あくまでこの可能性が高い程度だろう。下記サイトで詳しく書かれています。
http://www.worldfinewines.com/news09/90728brunellclosed.html

http://etlivin.co.jp/column/column3.html

このようなことがあると、やはり一歩引いてしまいますよね。事件に関わっていない誠実にワインを造っている多くの生産者まで影響があります。

丹波ワインの事件もありました。

作ったはいいが売れないという問題もあるのでしょう。

消費(選んでもらう)してもらわなければ、生産しても意味がありません。

ここが、理想と現実の難しい部分で、別品をつくること、伝えること、仕組をうまくつくること、お客様のもとに届くまでの手段、。

いいものを作っても持続可能でなければいけません。

私は近い将来いいワインを作って伝えていきたいと考えていますが、今はワインをもっと知ること、いいワインを飲むこと、伝えることに注力しています。そして、仕組を作ることも勉強し実践しています。

ワインを作ることは一人ではできないので、どんな人の力が必要で、税務署など許可を得ること、作る場所などまだ計画を練る段階もいっていませんが、調べること、やっている人の話を聞くこと、アウトプットすること。

これを続けていくことにより、またやらなければいけないことが見えてくると考えています。

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